3月14日 ジェット トゥ ジェット

明日ぐらいから、仕事で客先に赴き作業をせねばなりません。作業部屋は、まさに作業部屋と呼ぶにふさわしいナイスプレイスです。どこか「羽田の不夜城」と称されたとある遊戯会社、ソニックなヘッジホッグさんとかで有名なあの、の、パソナなんちゃらというリストラ部屋に似ている気がします。社外の人間が集う部屋なので当然なのかもしれませんが、まず電話はありません。あと携帯の電波は入りません。インターネットは出来ません。客先でインターネットは正直まずいと思うのでアレなれど、最後のが一番辛いです。という、言うなればアルカトラス獄門島みた感じの部屋で日がな一日作業をせねばならないのですけど、アルカトラスと言えば阿呆の子のようにギターを早く弾く事が出来るイングヴェイ・マルムスティーンがかつて在籍していたバンドであります。その事に思いを馳せれば辛い仕事だってなんのその、まったく胸が躍ります。ああ、唐突ですがここで、関さん(ドリフトウッド管理人)のイングヴェイ豆知識コーナーを披露したいと思います。イングヴェイさんはですね、その、女性がその口内を駆使して男性に快楽を齎すような、そんな性行為が大好きらしいのです。驚愕の事実を前におののいている方もいらっしゃるかもわかりませんが、その辺はまあてんで性悪ギター豚のイングヴェイさんの事ですから、流石にビッグなロックスターは一味違うなあって事でお願い致します。

 

さて、未だ舌の根は乾いていないのですが前言を撤回したいと思います。まあ、やっぱ、全然まったく胸は躍りませんよ。踊るわけがない。正直インギーことイングヴェイ・マルムスティーンさんがいくらギターを早く弾こうがどうでもよろしい。いくらフェラが好きだろうがどうでもよろしい。どうでもよろしいながら、フェラという単語の意味を知らぬ存ぜぬないたいけなお嬢さんは僕に聞きにくると良いと思います。僕にだって人に何かを伝えることが出来るのだという誇りが欲しいです。さて、今のはエロい妄想系日記を意識したが失敗した例であり、日記教科書上巻の163Pに載っている典型的失敗例ですので日記書きの皆は復習を怠らぬようにお願いします。以上、大嘘でした。そんな教科書は存在しません。ごめんなさい。俺たち日記書きは教科書なんかに縛られないゼ!って科白まで用意していた事をここに告白致します。ごめんなさい。

 

どうでもよろしいので、先へ進みます。本当に申し訳ない。さっきから謝ってる回数が多いのは、そう、近頃は会社でよく怒られています。笑ってしまうぐらい怒られているので、数回に一回は本当に笑ってしまいそうになりもっと怒られます。そりゃあ当たり前だ。そりゃ怒る。僕は人の子ですので怒られる度にネガティブになってゆくわけであって、正直ハッピーからは遠い平日を過ごしています。が、怒られるのもまあ至極妥当な理由からではあるので、あー、もっと勉強したり経験値稼いだりとかして、色々、上手くやれるようにしたいなあ、なんて思います。というか、しよう。うん、する。決めた。決意。

 

というわけで、珍しくも僕の口から決意と言う単語が出てきた辺り、やーこれはあれか、明日はレイン オブ 槍が降りかねないネ!との噂が飛び交う激震列島ニッポンを尻目に本日の日記を終了したいと思うのですが、そんな噂が本当に飛び交うニッポンならそれはもう終末の刻だと思います。そうならないよう、がんばれ列島。やぶさかではないぐらいには応援してます。ファイッ。っつう感じの、今日の日記のテーマは愛国心と言えなくもないところが微妙なアレですけどどうでしょうか。どうもこうもありませんか。そうですか。もう寝ます。

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■「Shall We 馴れ合い?」(今日で多分お終いの馴れ合いキャンペーンコーナー)(飽きた)

私信1:お金を返す事の出来る具体的な日時を聞きたいです!

私信2:「テキスト幻魔大戦」とかわけのわからない造語をあたかも僕が本当に言ったかのような日記を書かないで下さい!迷惑です!

 

3月11日 季節はずれのアイリス

いやあ、今日は落ち込んだなあ。昨日書いた事とは何ら関係の無い事なんですけど、主に仕事のことでまあなんやかやありまして、ああ俺って駄目だ、つうか駄目だとか言ってる時点で駄目だ、とかぐるぐる回ってぎゃあ、ぐわあ、ってなって、帰りがけに昨日買ったBOφWYの『MORAL+3』を電車の中で聴いてたら、お恥ずかしい話ですが軽く涙が出てきちゃいました。恋をしちゃいました。嘘です。恋はしていません。前言撤回しちゃいました。恋を何年休んでますか?と聞かれたら返答に窮するぐらい恋をしていません。なんだか言葉のセレクションがどうしようもないので明日はがんばります。あ、日記じゃなくて仕事をがんばります。がんばるしか道は無いように思う。というか、無い。がんばる。

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■ここから先はけっこうな内輪話なので読み飛ばしても問題ありません

さて、急な話ですがインタビューを受けました。一生懸命答えたのですが、これを受けたのは落ち込む前だったので今現在の僕のテンションの低さと比べると割と面白いかもしれません。あとなんか九十九式の宮本君が僕に対して「悪魔ッ…!」とか言ってるみたいですが、とんでもない。<表情急変、ここから喪黒福造の声で>いえいえとんでもございません、わたくしは只々当然の権利を主張しているだけでございます。金返せー。金返せー</喪黒口調終わり>。

 

や、しかし僕を悪魔、サタン呼ばわりとは、まったく、解せないっ…!これは最早宮本君の脳構造に疑念を抱かざるを得ません金返せ。さて、かように、彼は通称「宮本理論」と称される不可解な独自理論を持っております。例えば彼の、「辻希美は僕の妹だ」、等の戦慄理論はテキストサイト界隈の内部的にはまあ、有名ですね。そりゃあ、僕もモーニング娘。は好き、寧ろ大好きですから、メンバーが自分と近しい関係だったら良いな、という気持ちはわかります。わかりますが、しかし…。今まで僕ら友人たちの間ではその「宮本理論」の解明に全力で努めたものの、成功したものは誰一人おりません。お金返してください。なもので、いままで「いやあ、ウチの妹がネ…」などと架空の妹、脳内シスターについて時には真顔で、時にはニヤケながら語る彼を前に、僕らは幾度心の底からの困惑リアクションを取ったかわかりません。お金返してください。最初の頃は、はは、宮本君のネタにも困ったものだよなあ、なんて言っていたのですが、どうも彼のそのネタがネタで無くなりつつある昨今、「いない」ものを無理矢理「いる」事にしてしまう宮本脳内妹理論、その整合性を保つ為の努力が既に飽和点に達しているのか、合う度に凄みが増しているような気がします。くわばらくわばら。

 

いや、しかしこのままで行けば近い将来、例えばいよいよ公衆の面前等で、遍在する空気を素で架空の妹とみなしての会話を楽しむ九十九式の人が見られるかもしれません。その時は、20メートルほど離れて見守ろうと思います。そう、彼のささやかな幸せを壊さないためにも……。ああ、もしかすると、彼こそニュータイプの資格を有する始めてのテキストサイト管理人になるのかもしれません。すると彼はどんどん遠くへ行ってしまうのだなあと思うと少々寂しくもありますが、ええと、そうなる前にお金返してください。わ、しかしやっべ、テンションあがらない。それに喪黒福造の声で、とか書いてる。告白すると、それを15秒程前まで軽く面白いんじゃないだろうかとか思ってました。わー。なんだかもう世界中が平和になあれ。あと、その前に恋をしたいです。

 

3月10日 長文

■日記その1

ハッ、ピー!はてさて、この「日記系」或いは「テキストサイト」或いは「テキスト系」なる酸味のある界隈に身を投じてはや2年以上の僕こと僕なのですが、先日ハンドルネームを元に戻した、というより自分の苗字に戻した事をご存知の方もいらっしゃるかもわかりません。今までは「本名を使っていたら検索でひっかかって会社の人間にサイトがバレてしまうかも!?フゲゲゲゲ」なんていう他人にとってはどうでもいい論理でもって妙なハンドルネームを使用していたものの、どうやら「苗字 + 検索ワード」程度では恐らく発見されない事に気付いたので、元に戻しました。因みに、僕のインターネット洗礼名遍歴は「関→希望→ネクタイ→社畜→イメージ→社畜→日記→歯車→日記→関」です。多分。次にハンドルネームを変える時はマスタードとかそういうのにしたいです。

 

ハンドルネームを元に戻し意気揚揚、BGMはそうだ!We're ALIVE、片手を突き上げつつ努力、前進、ビューティフルスター、そんな休日を過ごそうと目論んでいた僕ですが、未だに「本名(フルネーム)」で検索をかけると九十九式とかいうサイトが引っ掛かり僕の本名が書いてある箇所からの直リンクで僕のサイトに辿り着いてしまう事を思い出しました。本名検索はサイト露呈へ至る病の最たるものです。先日も僕の会社の同期君のサイトが本名検索により露呈、そのサイトは社中(というか同期)引き回しの上に社中晒し挙げ、疲労の所為か底意地の悪くなっている他の同期連中にひとしきりの嘲笑を浴びるという虜囚の辱めを受けていたのです。虜囚の辱めの使い方が間違っているとも思いますが、あー、その事を忘れてました。ちくしょうめ。僕のサイトも発見されてしまうのかなあ…。

 

果たして、本名検索により僕のサイトが社内露呈した場合、僕はどうしたら良いのか。試しにそれを想定した僕の身の振り方をシミュレートしてみました。まず、サイトが露呈した僕は狼狽します。や、そりゃあ、これを読んだ人の中には「仮にバレたところで大した事ねえだろ」とか、「うるせえからそんなに騒ぐな。知るか」等の意見も多分にあるかとも思うのですが、やはりどっちかって言えばバレたくは無いなと僕は思うのです。騒ぎ過ぎは認めます。というか、意図的に騒ぎ過ぎてる事を認めざるを得ません。しかし、しかしやはりサイトバレが現実のものとして僕の身に降りかかった場合、僕は狼狽するだろうと思うのです。さて、狼狽した僕はMCムネオインザハウスなどの低空飛行ギャグで周囲を和ませ、懐柔しようとするも当然、失敗します。何せ会社についてロクな事を書いていません。ただでさえ薄い僕の社内人間関係がさらに悪化、その先は省略しますがろくでもない未来が待ち受けてそうな気はします。そして、そう遠くない将来、ちくしょう、九十九式さえ無ければ…という僕のダンボールハウスからの呟きも虚しく東京の空に消えてゆくのでしょう。

 

しかしそんな事は瑣末事項、主にgoogleのキャッシュ機能の為せる業であるからして、実は九十九式管理人であるところの宮本勇次郎の問題点は其処にはありません。彼は僕に対し相当以前からの債務がありつつも、なんと彼は未だ金を返さないのです!かくなる上は彼の個人情報暴露、及び「宮本君金を返さない年表(「某年某月、宮本は未だ金を返さない。どうやらバーチャ4にハマっているらしい。信じられない。金返せ」等)」の作成&発表会を開こうかとも思ったのですが色々とアレなので止めました。「毎日更新」を謳いあげて精力的な更新活動を繰り広げる事により幅広い層からの人気を博している九十九式ですが、僕はここに、九十九式管理人、宮本勇次郎君に対し告げたいのです。更新の前に人として、一人の人間としてすべき事があるのではないかと!敢えて言おう、カスであると!や、カスは言い過ぎた。でも金は返して欲しいです。あの、例の日付的に毎日かどうか相当怪しい「毎日更新」とかしてる場合じゃないと思います。そう、更新するなら金返せ。更新するなら金をくれっ…!更新するなら金をくれっ…!更新するなら金をくれっ…! 以上、九十九式へのリンクコメントでした。ちゃおー。

(つまり、僕もお金が無いのでお金返してください、って事です)

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■日記その2(買い物アッピール日記)

今日はもう一つ書きたくなったので書きます。先程、BOφWYの『MORAL TRANCE MIX & MORAL+3 DIGITAL REMASTER』というアルバムを購入して参りました。『MORAL』と言えばBOφWYの1stアルバムであり相当に格好良いアルバムなのですが、それのトランスミックス?ん?トランス??正直、どんな音になっているのやら想像もつかなかった事ですし、BOφWYのアルバムを買い直そうと思っていた矢先だったので購入した次第です。『MORAL+3』のリマスターとの2枚組でお得感もあった事ですし。で、今、早速聴き始めていているのですが、わー、すっげー違和感。イメージダウンとか、っていうか全曲大変な事になってるなあ!やはりというか基本的に、歌メロを全部なぞっているわけではなく、印象的なメロディやらギターリフやらを繰り返しキック音に乗せる、みたいな作りになってるっぽいです。今、聴き途中というか聴きながら書いているのでなんとも言えませんけれど。何でこんなの作ったのかなあ。トランスって流行っているから(確か流行っていた筈)、なのかなあ。とりあえず、僕はどうしても原曲との差異が気になってしまうので、それに「そんなに面白いものでも無いなあ、コレ」と感じてしまったし、多分トランスミックスはあんまし聴かないと思います。BOφWYを聴いて得られる心地良さと、トランスとかそういう類の音楽を聴いてる時の心地良さが僕の中で結び付いて融合を起こす、みたいな風にはどうしてもなりませんでした。というか、もう止め止め!通常の『MORAL+3』を聴きます!

 

(CD入れ替え中)

 

っつうわけでありまして『MORAL+3』を聴いています。やっぱ、すっげえ、格好いい!なんつうかね、1曲目の『INTORODUCTION』からもう、やっべえ!かっけー!やあ、これ聴いてると中1とか中2の頃を思い出します。リアル痛い系だったあの頃よ、アゲイン。氷室の歌真似に始まり、エアギターで布袋気取り、ほぼ毎日毎日飽きもせず音源にあわせ歌う、といった感じの日々でした。や、しかし、この『MORAL』は本当、格好良いなあ。BOφWYって、アルバム『BOφWY』以降に完全に型を確立したかな、という印象があります。しかし『MORAL』はその収録曲の多くに見られるように、ストレートな反抗というか社会への違和感といったものが後期BOφWYよりも歌詞に如実にあらわれていると思うし、楽曲的にも後のBOφWYよりも性急な疾走感に溢れていると言えます。アルバム『BOφWY』以降はある意味BOφWY的様式美の世界とも言えますが、この『MORAL』なんかはよくある言葉を借りるなら荒削りのダイナミズムに溢れていて、今聴いて一番格好いいのがこの『MORAL』かな、とも思います。いやまあ、今現在まさに聴いているからそういう印象を抱くのかもしれないのですけれど、兎に角、かっけー。ああ、かっけー(僕は、まったく根拠の無い話かつ同年代とかもう少し上の世代の連中に限った話ですけど、若い頃BOφWYを聴いていたか否かでその先の、大げさに言うのなら人生すら違っているんじゃないか、とか思っているフシがあります。その話はいずれしたいなあとか思っています)。

 

今日は、それと、ルースターズのベスト盤と、石川梨華シールを購入しました。シールとかそういうあんまりなグッズは普段買わないのですが、今日に限って言えばそのシールから石川梨華の、チャーミーさんの「あなたはこれに身銭を切るべきです!」なんていう可愛らしい言語波動が聞こえた気がしまして、「え、マジで?ゴメン買うわ」なんて具合に気が付くとレジに。しかし、恐らくはバッタモノと思われるその商品を鑑みるに、ここで僕が身銭を切っても肝心のチャーミー石川梨華さんには1銭も入らぬのではないかという事に気付きまして、さてはあの時の声はチャーミーを装った夢魔の所為であったか!なんて驚く一日、人生はいつだって不思議で満ちているなあ。

 

3月6日 幻の都

ふと気が付けば金が欲しい金が欲しいという文言をリピート再生している僕ですが、本当にそこまで金が欲しいのでしょうか。所謂金が欲しいと言いたいだけちゃうんかなのではないでしょうか。何より、とかく世知辛く、複雑にこんがらがった社会です。組織の中で頑張れサラリーマン。知識と教養と名刺を武器に、あなたが支える明日の日本。そしてYOU、と、このままいくと日記上でミスチルの歌を完全披露してしまうため日本を支えるサラリーマンの話はまたの機会にします。僕は支えてません。

 

何の話でしたか、そうそう、金。今日は金を使いました。帰りに写真集、マンガ、CDを結構な勢いで購入し、資本の力をまざまざとソサエティに見せ付けてやりました。そう、僕はここにいる。金を使って生きている。金を使っている時だけ生きていると実感できる。言い過ぎました。そのような侘しい科白を書くのではなかったと反省しています。金を使っている時だけ生きている実感が、などと、寂しい国のビッグダディみたいな科白は哀しすぎます。もっと、生きていく上で重要な何かはある筈なのです。(暗転)(場面転換、薄暗い体育館内、パイプ椅子に座るドリフトウッド管理人に問い掛ける声がする)「何かって、何さ?」「…なんだろう?」「ほら、言えやしないじゃないか。結局、君は何も言えやしない。何か、なんて曖昧な言葉を使えば誤魔化せると思っている。認めろよ、君には何も無い。せいぜいが消費の快楽に身を委ねるくらいしか無いんだろう?」「違う…!僕は…僕は…!」「どう違うんだよ?」「うわああああああああ!!」(暗転解ける)(場面転換、関の自室内)わああああ、あ、あ、あーびっくりしたー。というわけで、ちょっと深く追求しようとすると関せんせいのたのしい寸劇が始まってしまうみたいなのでこの辺でお終いにしたいと考えます。やっぱお金はそれなりに欲しいです。その後の事はその後に考えたいなあなんて、そんなささやかな幸せを思い描いています。ささやかな幸せ、の部分が可愛いアピールです。それでは、文言マントラ再生の時間なのでさようなら。皆様も楽しい一日を過ごせると良いですね。

3月4日 ブギウギ夜行列車便

今日は会社に行こうと思ったら会社の一駅前で仕事に必要、肝心要のノートパソコンを家に忘れた事に気付き、具合が悪くて泣き出しそう、という旨の嘘理由を駆使し午前半休を用いてそそくさと家に戻り、途中コンビニでジャンプ、スピリッツ、ヤンマガを読破、海馬くんがオベリスクを召還してた、等を経て昼過ぎに悠々と会社に行くぐらいの出来事しかなかったので書く事がありません。本来なら、仕事をしていたら急に音大生女子の一団が来て頼まれ事をされた末に、何故だかライブでキーボードを弾く羽目に、だとか、実は自分がかつて神奈川の3分の1を牛耳っていた事を急に思い出す、等のハプニングがあって然るべきなのですが残念ながら今日はありませんでした。明日はカイゼル髭の執事が僕を迎えに来る予定です。具体的には、カイゼル髭→実は本当の父親は石油王→遺産、という富豪コンボを叩き込む予定なのですが予定はずっと前からキャンセルされっ放しです。僕もそれなりの年齢ですから、向こうにも事情があることは流石に理解できるのですが、早くしないと僕がさらに年を取ってしまうのでその辺りを熟考して頂きたい。キーボードは弾けません。アカシックレコードというものによれば数年前の僕の予定は空からヤフー株というものでしたが驚く事にそれすらもキャンセルされ続け、結局、スケジュール管理を怠っているのが良くないのだと思っています。キーボードは弾けませんし、気付けばこんな日記に。

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■パート2

その扉が開けば僕は恐らく死ぬのだろうと思う。運が良ければ、或いはそうでないかもしれない。けれど、死んでしまうのだと思う。扉は、然るべき時に開くのなら僕は死なずに済むのだけど、寧ろ然るべき時に開けば僕にとって良い事なのだけど、僕が望まぬタイミングで開くのならそれは最も僕が望まない結末を僕に運んできてくれるのだろう。しかし、正しく扉が開くのならそれは大きな利益を僕に運ぶ。だもので、扉の前には多くの人が集う。扉が正しく開いた時、最も扉に近いものが最も多くの利益を得るからだ。望まぬ開き方をされるリスクを背負っても、彼らも、また時には僕もその扉の前に集う。恐らくは正しく開くと、根拠の無い確信に満ちながら。

 

という、見ようによっては格好の良さそうなものを思い付きましたが、見ようによっては、なので見ようによっては相当痛々しいアレなのだろうとも思います。状況、満員電車で、不機嫌そうな面したどこぞのクラウド達にこれでもかぐらいに扉に押し付けられてる最中に思いつきました。毎日、あの悪鬼の形相で電車に乗り込んでくる人たちはなんなのだろうなあ、と思いながらプレスを受け続ける日々。毎日、日本のプレスはよく機能していたヨ、と語る外国の代表監督みた風な気分。

3月3日 sweet adeline

土曜日に多摩川なんつうところに集まりました。そしてフットサルなんてものを致しました。ごく普通のサッカーボールを使い、ごく普通にフットサルをし、ごく普通に疲れました。ただ一つ違っていたのは、集まったのはヲタだったのです。ピコピコピ。

 

『奥様は魔女』風の書き出しを試みたのですが、こうして説明しないと何やらわからないものに! や、それはさて置き、自分があそこまで体力が無いとは思いませんでした。あんたもあたしもハロプロだいすっき!のヲタヲタした面子が2チームに分かれちょっとした試合を繰り返したのですが、僕の脳内イメージ上での華麗なドリブル、脳内イメージ上での華麗なパス、脳内イメージ上での華麗なシュート、脳内イメージ上での僕へ向けられる賛美の声、とは裏腹に自分の体は期待を裏切るばかり。あ、そこにスペースが開いてるよ! だとか、あ、この人マークしなきゃダメ! だとかの脳内妖精パック君からの指令を「ふーん。っつーかアンタさぁ、俺がそんなに動けるわけないじゃん(笑)」なんて、何と言うのやらね、昨今の風潮というのでしょうかね、無気力な若者、ゲーム世代の象徴のような意見を吐きつづける僕の体はこれ僕の脳妖精が発する指令を拒否したのでした。そんな僕の肉体に対し、僕の脳味噌君は「いやぁ嘆かわしいやね。これだから近頃の若いのはダメなんだよ、まったく」と、毎夜に新橋の片隅で交わされるような意見を述べていました。つまり、僕の肉体様はなかなか期待通りに動けませんでいやはや、ちょっと走るだけで信じられないくらい疲れる。死ぬ。ホント90分動けるサッカー選手とか異常でありあいつら超人。死ぬ。絶対改造手術されてる。死ぬ。

 

まして、相手チームには僕からすれば脅威の身体能力を誇るヲタさんがいまして、その彼がうなりをあげるドリブルで突っ込んできたり等、兎に角止められません。後塵を拝し続ける僕は思わず「連邦のヲタはバケモノか!」等のセリフを呟いてみたのですが、次の瞬間には素で空振りキックとかしちゃったりなんかして、いやあ、お恥ずかしい。ちなみに、参加メンバーは僕などよりもよほどヲタとしての気合に溢れたハロプロ好きの武士達揃いで、まあ試合前こそヲタ度の違いが戦力の決定的差ではないのを教えてやる、なんて密かに息巻いていた僕ですが超無理でした。やべー俺動けてねー。ゼエゼエ言ってたもの。そりゃスポーツ出来る奴はモテるよなあ(ここで過去を回想し厭な気分に)。っつう按配。

 

あ、や、や、でもね、僕も一点取りました。いやいやマジで。それはそれはかっけーゴールでしたよ。と、そんなアッピールをすることで自らの体力の無さ、技量の無さ、仕事に対するモチベーションの低さ、女性に対する縁の無さ、貯金の無さ、などの諸々ファクターをどうにかこうにか誤魔化す試みをしつつ日記を終わりたいと思います。最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました。なお、僕の1ゴールの内容は走ってたらボールが来て蹴ったら入った、の様な所謂ごっつぁんゴールでありまして、その、ご機嫌よう。

 

(3月3日夜、筋肉痛で大変な事になっている体に鞭を打ちながら更新)

3月1日 Opus40

っていうかもう3月ですか。早ーすーぎーる。今日は思いのほか早く会社を出ることが出来たので、The ご満悦でした。6時半には出る事が出来ました。ここ2ヶ月ほど、基本的に最低10時近くにならないと帰れないような日々が続いていた為、もう嬉しくてはしゃいじゃって良いのかな?というわけで帰りにメシを喰いに店に寄ったり、ちょっと痛いけど気持ちの良いマッサージ、念の為、性的なそれではなく通常のマッサージなのですが、をしてもらいに行ったりしてました。はは、最高やわあ。

 

とは言え、只で早く帰れたわけではなく、悪魔神官(上司)からはしっかり宿題めいたものを出されてはいます。なんちゃら言うよくわからないソフトを使って月曜から貴様にはとある作業をさせる故、しっかり勉強して来い、来なかったら車輪轢きの刑であるぞよ、との事です。めんどくせー。その、なんちゃらソフトに関しては「もしかしたら使うかもしれないからねー」等と言われおよそ、ええと、確か3ヶ月以上前にそのソフトに関して小1時間ほど説明を受けたのですが、幼い時分にお前の脳味噌は物事をすぐに忘れるニワトリの脳味噌だ、などと実の親に罵倒された事実を誇る僕の優秀な頭脳がそのソフトの事を憶えている筈がありません。というか3ヶ月前の仕事の記憶なんてあややもふやや、つまりはあやふや、不明瞭に決まっています。ピーチ。「もう、例のソフトについては一回説明したから、多少忘れてても少し勉強すれば完璧だよね(註:完璧にこなさないとユーをアイアン・メイデンの刑に処すわいな、の意)」等とにこやかに語る上司、キラーマシーンは何を根拠にそのような事をのたまっておるのか。とかく大人の言う事はよくわかりません。なのでまたぞろ忙しくなる香りがしてきました。忙しい、つまり、仕事があるうちが華、とはよく言いますが、それは会社にとっての華ですので僕にとっての華ではないのです。と、ここで、とある事実に気付いたのですが「華」という漢字、何かとても可愛らしい気がしませんか。否、する筈です。そう、「梨華」の「華」です。会社にとっての華は仕事らしいのですが、僕にとっての華は石川梨華である、という事で今日の結論としたいと思います。ご清聴、有難う御座いました。さようなら。