11月30日 MAJESTIC BABY

 

■素面日記
昨日僕が書いたものなど自分で読み直してみると、にわかに悪寒、発汗、吃音、咳音、偏頭痛、全頭痛などが併発し非常にクリティカルな状態に陥る、わけでもなく勿論そんな症状など起こらないわけで嘘八百加減には謝る他ありませんごめんなさい、や、でも気分は少し悪くなります。ええと、つまりなんていうか昨日のは酷い。

さて、以前社畜というあまり笑えぬハンドルネームを名乗っていたこともある程度にカンパニーの犬であるところの僕、そんな僕はパンを咥え飛び乗るWORKING MANということでありますから、日々、死期を悟った金魚さんのように口をぱくぱくしながら満員電車に乗っているわけですが、そんな、毎日夢の中で夢を消されるような哀れなワーカービーであるところの僕は今こそCRY TO BE FREE NOWせねばならぬのかもしれません。やっべ、ボウイの歌詞パクリすぎた。意味のわからぬ文章になってきた。

ともあれ、何せ就業中の閉塞感といったらこれ一体どういう事かと小3時間問い詰めたくなるほどのものであります。僕はといえば、所謂世間で言うところの、そう、1年前なら日本経済の寵児と目されて無くも無かった、IT系なるジャンルの割と中ないし下層にある会社に勤めています。IT系といえばそのうち僕もマトリックスのキアヌ・リーブスよろしく世界の秘密に気付き仮想世界におけるヒーロー、宙空舞うヒーローになれるのかなあと思いつつ勤務し続けはや半年以上が経過しました。しかし一向に世界の秘密は暴かれないばかりか、舞うといってもただのキリキリ舞い、金銭も一向に貯まりません。あげくネットに耽溺するあまり、友人の数は右肩下がりです。以前久々に友人から葉書を頂いたのですがいつか返事を出そうと思いつづけていたらもう3ヶ月以上経っていました。なんだか友人思いにも限度があります。なんちゅうかすげえ申し訳ない。この間なんかはしばらく何の連絡も取ってなかった友人がいきなり、「結婚しました」という事実のみを記載していると思われる内容の葉書を送ってきました。つまり僕は全くオンタイムでその事実を知らされないまま、「結婚式に僕を招待する」というプロセスを飛ばされ、結果報告、事後報告のみを葉書で知らされたのだという事に気付き、先方の僕に対する友人ランクの低下に思いを馳せひとまずはお紅茶などすすったのでした。(´・ω・`)ショボーン。ああ、なんていうかこれがマリッジブルーなんだなあ、と、間違ったマリッジブルーの使い方をサラリとこなす現代っ子情緒をかもしだしたところで、今日はこの辺で。本日は就業中、上司に電気工事の資格を取ったら良いのではと薦められました。暗に転職を迫られている可能性は否定できません。もう寝ます。

 


 

11月29日 カルアミルク

 

■泥酔日記

まったく日々こうして日記とも言えない日記なんぞをしたため、あまつさえそれをアップロードして世界に発☆信などという、お世辞にも健康とは言い難い行為を繰り返しているとついつい僕のフィールド・オブ・ビューなんかも狭くなりがちで良くないなあと思うのです。ところで、今ではどうやら一日に400人前後の方(リードミー調べ)がこのサイトを訪れてくださっているようでなのですが、一日2ヒットだった頃を考えると正に僥倖、実に嬉しいものです。しかしながら、当然の事ながらそれは僕が200倍素晴らしい人間になったわけでも、200倍素晴らしく且つ人に伝わる文章を書いているからでもありません。あー200倍素晴らしい人間になりたいなあ。そんで200倍素晴らしい僕をみんなに伝えたいにゃー。何かの間違いで200倍の収入を得たいにゃー。

が、人と人とはわかりあえないとはガンダムやらエヴァやらでもよく言われていることなのですが、確かにどれほどの情報を集めたところで例えば僕というものを説明しきるのは不可能です。しかしそんな事は大前提もいいとこなので、僕が書いたもの、僕が言った言葉、僕の行動が僕として認識されるっていう基本ルールに従わざるを得ないのもまた当然のことです。それに対していくら僕がホントの僕は違うんだよ〜(TωT)なんて嘆いたり言い訳してみたところで言われたほうからすれば(・ω・)何言ってんの??ってな感じで、だからそもそも聞く耳を持たれるだけでも幸せです。すげえ幸せ。つまり僕がここでいくら理解して!とわめいてもそれなりの言い方をしない限りまず聞く耳を持たれないのです。それに僕だって他人に理解して!と言われても理解に努める、理解した気分になるまで努力する気にはよっぽどの事が無いととてもじゃないけどなりません。何せ面倒くさい。ところが、そんな壁を一瞬で乗り越え、人にというか僕に理解したい!と容易に思わせる人がいます。モーニング娘。の輝けるミューズ、This Charming Girlこと石川梨華嬢です。って書いてみたところ、猛烈な恥ずかしさが襲ってきました。わあわあ。でもまあいいや。あー理解したいなあ。理解した気になっていい気分になりたいなあ。なお、この話がさっぱりわからないって人はとりあえず『理解して!>女の子(註*)』って曲を小1時間ほどぶっ通しで聴いてみて下さい。何かが見えてくるかもしれませんよ。ホントぶりっ子だから嫌いとか寝惚けた事言ってる場合じゃないですよー。マジ寝るー。おやすみー。

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註*:石川梨華のソロ曲。全ベクトルへ向かう破壊力が素晴らしいポップソング。大好き。

 


 

11月28日 そこへゆけ

 

連休明けに僕を待っていたのは予想通りの仕事様。僕はよく僕がやっている仕事を、穴を掘ってまた埋めるような仕事、と称してるんですがなにゆえ無労働のライセンス、絶対の正義を持ったこの僕がこのようなジョブに従事せねばならぬのかわかりません。不可解だ。かつ不愉快だ。教えて世界さん。僕にはわからないんだ。ええと、つまり、世界は割と不思議で構成されていると言えます。

 

という風に冒頭で嘘〜USO〜を飛ばすのは僕の日記の常套手段であり、今日も実のところ無労働のライセンスなど持ち合わせていないし別段不愉快でもない僕は普通に仕事などしていたのですが、気がついたら仕事用のパソコンの中に鎮座ましましている、いんたーねっとえくすぷろーらあ、なんつう面妖なツールをいつものように起動してしまいました。すると不思議な事にしごととかいう名前の僕の嫌いなアンチクショウがどっかへ隠れてしまい、たのしいたのしいインターネットさんが僕を呼ぶのです。こっちだよ。日記さん(ハンドルネーム)こっちだよ、って、インターネット君に呼ばれるままに僕はそっちへ行くとそこは素敵なパーティータイム。色々な日記や、様々なテキストが僕を歓迎してくれるんです。ほら、仕事に虐められて辛かったろう?さあ、僕を読みなよ!私を読んで! ってな感じで、ああ、ついさっきまで仕事様に虐められていた僕がウソのよう、ここでは僕はこんなにも楽しく過ごせるしインターネット君はいつだって僕に優しいし、とても好きです。僕はここにいたい。僕はここにいてもいいんだ!

 

っていう感じの主に頭の中等が面白くなる脳内寸劇を繰り返し時間を過ごしていると、そのうち隠れていたはずの仕事君がまた姿をいきなり現して襲い掛かってくるのであまりオススメは出来ません。今日はそのような様相で、定時前に仕事君に不意打ちを喰らい残業を余儀なくされました。マジ痛かった。奴は急所を的確に狙ってくるので嫌いです。

 


 

11月26日 ラジオスターの悲劇

 

げに休日というものは素晴らしくてnice choiceな瞬間であり、嬉しい落涙を禁じ得ません。まあ、落涙まではもちろん嘘なのですが、休日ったら本当素敵。クラクラする。正直、休日さんになら抱かれてもいいと思います。

 

今日は有給休暇でした。週末はドクデスがあったので、月曜から労働を再開するとこれは死んでしまうなあという事を考慮した結果、前もって有給を申請しておいたのです。おかげですごく楽。この僕の神域に達しているとさえ言える先見性には自ら恐れおののいてしまうばかりなのですが、ちなみに僕は今回、有給申請の理由としては「友人の結婚式」を採択いたしました。月曜日に結婚式とかいって正直嘘のスメルがきつく漂うのですけど、というかファッキン嘘なんですが、巧妙かつ壮大な嘘の裏設定なども念のために用意した結果、有給が取れちゃいました!(取れちゃった!)

 

というわけで今日は遅く起きて遊びに出かけ、道行く社畜(僕の仲間)どもを精神的に「ほう、君らは仕事かね。信じられない。こんな日に働いているとはね。ククク…カァカァカァ…キィキィキィ…コォコォコォ…!」などと俯瞰しつつお買い物とか麻雀とかもしてきました。楽しかったなあ。お買い物、楽しすぎるわぁ。とは言え、僕も明日からはまた労働、僕も本日笑い飛ばしてた対象ですらあった世の社畜さん連中とそもそも一緒、仲間なので働いてきます。悲しいけどこれ、社会なのよね。

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■ドクデスレポート

レポート、つっても僕はまたぞろ知らない人とはまったくと言って良い程会話が無かったわけでありスタッフとして失格人間とも言えます。なので、レポートを書こうとすると会話が無かった所為かまたろくな事が書けなさそうなので、代わりといっては何ですがというか代わりにすらなってないのですがレポート代わりにイベントの流れ、そして僕がかけた曲のセットリストを載せておきます(他の連中が何をかけたかは正確には思い出せないので僕のだけ載せておきます)(つまり、僕のだけをアピールしたいという、その、あれだとも言えます)。イベントに来て下さった皆様、本当にありがとうございました。スタッフの一人として、お礼を申し上げます。

11:30頃スタート

DJ原宿(モーニング娘。オンリー。とても盛り上がった。すばらしい)

DJネジ(スラッシュメタルとか重いのばっかかけてました。潔かった)

DJマコ知(ロカビリー&メロン記念日をかけてました。This is 運命ではやはりモッシュが)

DJマスクマン(何処の誰だか知らないけれど会場にいた誰もがみんなに正体がバレていました)

DJあさ草(サントラ。時計仕掛けのオレンジのサントラを家に忘れてきたらしく、泣きそうになっていました)

僕(以下、セットリスト)

石川梨華 / 理解して!>女の子
THE FLAMING LIPS / Race for the Prize
fountains of wayne / Denise
Teenage Fanclub / Sparky's Dream
spooky ruben / BORN ON LABOUR DAY
EELS / SOULJACKER PartT
BUZZCOCKS / what do I get?
THE JAM / GOING UNDERGROUND
カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。) / 初めてのハッピーバースディ!(country version)
プッチモニ / ぴったりしたいX'mas!
THE CHARLATANS / weirdo
THE SMITH / This Charming Man
JOY DIVISION / Love Will Tear Us Apart Again
NEW ORDER / PRIMITIVE NOTION
midget / in the head and of the night
SILVER SUN / Hey Girlfriend
they might be giants / Man,It's so loud in here
PULP / COMMON PEOPLE

DJ竹田(有名な曲、というコンセプトの下、場を盛り上げてくれました)

5:30頃終了。お疲れ様でした。

 


 

11月24日 On My Beat

 

■オフト日記

「はーい。オフトでーす。みんな憶えとるか?監督いうたらワシ、オフト。全日本のアイドル、オフトのおっちゃんやで。つうかな、トルシエだかトルエンだかなんか知らんけど、アイツ駄目。全然わかってない。そもそもな、アイツ、悲劇知らんやん?体験してないやん?悲しみを知らない人間は大きくなれないんやで。つうかこれはまあ監督も然り、やね。お、ワシ今いい事言うたネ。つうかトルシエはボジョボジョ言い過ぎ。何言ってるかサッパリわからん。あ?悲劇って何か?って? わ!マジびっくりするわー。自分、悲劇知らんの!?マジで??

 

悲劇言うたらアレよ、ドーハやがなドーハ。つうか何が「ジョホールバルの歓喜」やっちゅう話よ。あんなん、ドーハの悲劇に比べたら鼻クソやで。ジョホールバルて、なあ。言いにくいっちゅうねん。つうかホントに悲劇知らんの?マジで?…まあ、これも時代の流れっちゅうやつかね。あの当時は日本中が空前の悲劇ブームに沸いたもんやけどね。つうか実際問題な、アレ、ワシの責任ちゃうで。ワシ知らんもん。あんな時間帯に点入れられるなんて思ってないもん。ノーカウントノーカウント。つうかありゃもう、選手の頭が沸いてるのが悪いんよね。ワシ、なーんも悪い事しとらんもん。マジ可哀想なんはこのワシやで。あー、ワシってホンマ可哀想な。可哀想すぎるわ。あ、なんか哀しくなってきた。年を取ると涙腺が緩むネ。寂しいわー…っつうわけで、な、慰めてくれへんかな?な、自分?今日は一人で眠れそうにないんやって。な、な?慰めて?誰かがそばにおらへんとアカンのよ。な?マジ、ホンマたいした事無いから。先っちょだけでええから。先っち…って、オイ帰るなやボケ!ワシ今日いくらつぎ込んどると思っとんじゃコラ!せめてひと舐…うわーマジ帰りよった。アンビリーバヴォーやね。なんで帰るかね。ちょっとした奇跡体験やでホンマ。つうか悲劇やね。悲劇悲劇。歌舞伎町の悲劇とはまさにこの事やで(笑)」

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オフトさんの日常トホホ日記でした。この更新はドリフトウッドの提供でお送りいたしました。

シーユーネクスト更新日。

 

あと、今日はドクデスに行って来ます。

 


 

11月22日 JUST ONE MORE KISS

 

本日、何か上司の人がにこにこしながら「日記君、来月はとりあえず土曜日は無いものとして考えた方が良いかもね(笑)」などという解読不能の言語を発し遊ばされました。解読不能だったので、彼の発言の意味はよくわからなかったのですが僕にとってとても不快な事を言っていたに違いありません。そして僕は世界を呪う。

 

あと、今日、「社員同士の交流」とかいうこれまた謎が謎を呼ぶ理由の元、強制的にわけのわからない知らない人(別部署の先輩社員)と飲まされました。その、社命というやつです。うち一人はホームページなんてものを持ってたっしゃるようで、僕はそこをちらりと拝見したのですが、書く文章の語尾が(萌)えていたり(爆)発していたり(汗)をかいているような、つまり普通のオタクさんでした。僕も割かしオタクなのでそれはまあいいんですが、結局普通に会話が続かず酷く難儀しましてというかもういいや。疲れた。おやすみなさい。

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あと、ドクデス(僕が関与しているイベントです)が近づいているので告知文を書きました。しかし、そこかしこで告知してあるので今更読みたくも無い人もいらっしゃると思うので、別ファイルにしておきました。もし、読みたい人がいたっしゃるようならこちらから、どうぞ。

 


 

11月21日 私の顔

 

■業務報告日記

先日などは思いのほか恥ずかしい日記を書いてしまいました。そのように自らの恥言を日々露呈してゆきますと、派生して様々なかつての自分の恥行動やら何やらを思い出し、セピアがかっていた筈の美しいメモリー青春の光はドドメ色に変色してくるのでやりきれません。

しかし、僕は日々、そのようなメモリーを思い出すよりも先に貴様の脳のメモリーを解放させ使役せよ、仕事に邁進せよとの辛いお達しを会社様より承っているのでした。会社に服従する忠義の犬、忠実な歯車であるところの僕がそれに逆らうはずも無く、それじゃあってんで本日はこうして就業中に日記を書いているわけなのですが、実は僕は他にも仕様書作成などの業務を抱えさせられているのです。つまり忙殺とはまさにこの事でありまして、一向に日記を書く業務がはかどりません。口惜しいな。

さて、複数の業務を同時にこなす=有能という公式を頭から信じ込む事により精神の均衡を保っていた僕ですが、このままでは仕様書作成の期限なるものが迫りつつあるので日記業務の方を放棄せざるを得なくなるのです。要は、複数の業務をこなせない僕イコール無能という事になります。しかし、無能であることは自分では重々承知しているつもりなのですが何せ僕の脳味噌であるマイ・ブラッディ・ブレイン略してマイブラ様がなかなかその事実を認めようとしやがらないため、僕の心は切れ切れに乱れるのでした。心の均衡を保つために別人格を作り出し、そいつに嫌な事を押し付けるという方法を試みた日々もありましたが、現在5番目のジョー・ブラックさんのところで試みは破綻しています。もう限界です。そういえば、1番目のサラリーマン金太郎さんは僕が社会人になる際に会社様に適応するために作り上げた人格なのですが、サラリーマンの心得などを聞かされ4分32秒ほどで轟沈した事を思い出しました。かくしてこのような、社員の精神的によろしくない状況を防ぐためには経営陣に日記業務の重要性を説いて回るのが肝要かと愚考する次第ではありますが、とはいえ、恐らく連中、年の所為で頭が硬直化しているのは間違い無く、これからのIT社会をさえも引っ張ってゆく日記業務の重要性をちっとも理解しやがらないのだろうなあもどかしいなあっていうか、ごめんなさい。日記業務とかそもそもありません。いいかげん仕事に戻ります。ごめんなさい。日記書きすぎた。つーか定時までに日記を数本書き上げる仕事とかだったら楽なのにネ。今度の休日、天気が良かったら日記社会の実現を求めるデモ行進をしてこようと思います。


 

11月20日 王子様と雪の夜

 

万難を排し、カンパニーという名の獄門島から定時かっきりに抜け出した僕には使命がありました。今日はタンポポの新曲『王子様と雪の夜』を入手できる日なのです。真の発売日は一応明日という事になっておりますが、そこはそれ、何やかやで一日早く手に入れられる世の中なのです。そう、所謂フライングゲット別名フラゲと呼称されるその行動を取らんが為、僕の今日はその為に存在したのです。

 

さて、3日ほど連続で『王子様と雪の夜』に関する事を書いているのでお気付きかもしれませんが、実はこれは軽い宣伝と言っても差し支えないです。こんばんは。アップフロントの犬(ハンドルネーム)ですわんわん。さて、何故タンポポに直接関係の無い貴様風情が宣伝めいた事をするのだ、と問われればだって宣伝したかったんだもの、と砂場を指でグリグリする姿勢を取る他は無いのですけれど、良い曲だと思うので興味を持った方は購入してみるのもよろしいのではないでしょうか。先頃リリースされたプッチモニの『ぴったりしたいX'mas!』も相当なマスターピース具合、弾ける可愛らしさにおいて電球以来の発明であるとの専らの風評であり僕もそう思いますけれど、『王子様と雪の夜』はまた違った趣があります。これが、何と申し上げましょうか驚く無かれ、あなたの心に沁み入るのです。まあ僕のような最早脳がスポンジ状の人間は一瞬で沁み渡るのですけど、さてしかし、『王子様と雪の夜』には僕や、恐らくあなたも普段なんとなしに求めて止まないもの、けれどなかなか手に入らないものが込められていると思うのです。それは悪く言えば御伽噺的なものかもしれません。なかなか遭遇しそうに無いものかもしれません。だけどそれが故か、静かに、しかし鮮烈に心に入り込んでくるものであって惹き付けられて止まないものです。そうですね、もっとわかりやすい例を挙げるなら、『ぴったりしたいX'mas!』を僕は何度も聴くと思います。ただそれ以上に『王子様と雪の夜』を聴くのだろう、という事です。まあそれは、僕がタンポポの方を好むという事実も確かにあるのですが…。ですので、と、ですのでと唐突に結ぼうかと思いますけど、今まで聴いてなかった方もこれを期に聴いてみるのも良いのではないかなあと思ったそんな11月の夜でした。

 

また、少しスピッツに似た雰囲気を持っているカップリング曲『年末年始の大計画』もとんでもなく良いです。「すべて あなたの事ばかり 好きよ あなた 好き」というくだりなど、久しく忘れている、ああ、あなたの事が好きなんだなあ、っていうあの切なさとかもどかしさがないまぜになった感覚を思い出せて、聴いててちょっと泣きそうになります。

 

何か無茶苦茶恥ずかしい事ばかり書いている気がしますけど、僕が確かにそう思ったのは事実なので書き留める事にしました。

 


 

11月19日 カーテンコール

 

王子様宣言をして程無い僕ではありますが、しかしそのような宣言をすると気狂いとまではいかないものの、普通に嫌がられたり引かれたり嘲笑されたりするようです。いや、ようです、じゃなくて事実です。いやまあ、実際おかしな話ではあります。僕のような一介の変哲無いサラリー男が王子様などと、僕なら笑います。だけれど、男なら一度は王子様を目指すものです。いや、ごめんなさい知りません。目指した事ありません。ともあれ、僕がこんなよくわからない事を言い出したのも、言わずもがな、タンポポの新曲『王子様と雪の夜』に起源があります。

 

女の子の原初的な夢、だとされている(僕は男だからそこら辺が本当にそうなのかどうかはわかりませんが)王子様。いつか王子様が、ってのは流石に冗談のように聞こえる昨今ではありますが、タンポポに王子様言われてはいた仕方がありません。これはもう、王子様を目指す他は無い。男なら ここは黙って 王子様。あ、俳句が一つできました。ともあれ、王子様に一歩近づいた。行くぞ諸君、僕は行く。三千世界が嘲笑おうが、構うものかよ。王子たるは僕だ。

 

というところまで書いて流石に恥ずかしくなって参りました。収拾がつきません。やはりこういう想いはひっそりと内に秘めるべきなのかもしれません。というよりそこまで王子ワナビーでもないのですが、まぁ何が起こるかわからないのでとりあえず今日は眠い事ですし明日から、陰でこっそりと王子腕立てとか王子腹筋とかをこなし即位の日に備えようと思います。

 


 

11月17日 風に消えないで

 

「ボクが王子様になるってことだろ!」

(『少女革命ウテナ』第38話 世界の果て より抜粋)

 

先程よりタンポポの新曲であるところの『王子様と雪の夜』が僕のPCに内蔵されたwinampとかいうツール様により繰り返し再生されているのですが、初期ミスチルをどことなく想起させるメロディを持つこの曲は、僕に王子様となる決心をさせるのに充分であります。つまり僕は王子様になるのであり、ついでに言えば世界を革命(例えば、僕と石川梨華さんが祝言をあげる、等の)するのである。世界を、革命する力を。僕に。そう、諸君、いずれ革命の日は近い。

 

さて、そのようないろんなハードルを大飛躍した世迷い言をさらりと言ってのけてしまいました。ごめんなさい。あと祝言とか書いてしまったのでこれを読んだ石川梨華さん好きの皆様から百万本の憎悪の剣が飛来しかねないのですが、先程申し上げた祝言の可能性など天文学的レベルを凌駕した極小さである事、それは悲しいかな事実っぽさを多分に匂わせているので許していただきたいなあと思います。というわけで、このサイト、またひっそりとブラウザタイトルも変化いたしました。次は王子様と雪の夜編です。これからのドリフトウッドさんはどうやらそんな雪の夜にぴったりな、甘いメルヒェン日記を奏でたりする予定らしいんですって。なんかこのサイトの管理人の人が焦点の合わない目でそんな事を言っていました。適度に頑張って欲しいものだなあと思います。それにしてもタンポポの新曲がすごい良い。これは良い。あんな感じの雪の夜、来た試しが無い。もう一回聴こう。聴き続けよう。

 


 

11月15日 月に祈る

 

「っていうか何がしたかったのかわからない」という反応すら来なかった先日の「僕のサイトを漫画に例えてみて下さい」企画なのですが、どうにか7個ほど集まったので発表致します。

答えてくださった方、本当にありがとうございました。しかしこれ、漫画に限定せずに何でもアリにすれば良かったなあと軽く後悔しています。また、この企画(企画?)がそれなりに上手くいった暁には、この方法論を用いて他のサイトもどんどん漫画やらバンドやら電信柱やらに例えてゆけたら、なんて思っていました。そうなれば人気を博し、いずれはこの微妙にペリカ暮らしのような生活から抜け出せるほどの金銭を得て…ビール…温泉…ハワイ…色々…!色々したかったのにっ…! のに、見ての通り、破綻しました。

では、発表します。結果は、なかなかにバラけていて、興味深かったです。
(以下、「例えられたもの:僕のコメント」という形になってます)
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『ハトよめ』:アフタヌーンに載ってる漫画だそうです。だそうです、っていうのは実は僕がこの漫画を見たことが無かったからなのでした。が、検索をかけてみたら「最高!」みたいな賛辞ばかりだったので、ああこれはつまり僕が最高なのかと錯覚を起こせたので幸せでした。しかし、賛辞ばかりだったのは僕がハトよめのファンサイトを回ったからであって当然の結果であるという事に気付き、真顔に戻りました。これを送って下さった方、どうもありがとうございました。

銀色夏生『ミタカくんとわたし』:送ってきてくれた方によると、この小説の特に派手なイベントも勃発せずに淡々と過ぎていく日々の感じが僕のサイトに似ているそうです。しかし、派手なイベント続きの人生というのにも多少の憧れはあるのですが、普通に暮らしている限りまず無理だよなあとあらためて思いました。これを送って下さった方、どうもありがとうございました。


『喰わせモン!』:『将太の寿司』の人がマガジンで現在連載しているグルメ漫画。あ、僕は今、グルメ漫画、って単語を久しぶりに使った気がします。で、実際、何処が似ているのかが今ひとつ掴めなかったのですがまぁ得てしてそういうものかもしれません。これを送って下さった方、どうもありがとうございました。

『カイジ』:カァカァカァ…!キィキィキィ…!コォコォコォ…!カイジの、指を切り落とされたり耳を切り落としたりしてもなおマジメに働かないという姿勢はさすがに真似出来ません。かっこいい。いや、嘘。かっこいいのか知りません。これを送って下さった方、どうもありがとうございました。

 


破壊王ノリタカの人:東京都在住、竹田さん(髪型はトムヨークカット)というナフの人からのフォームにそう書いてありました。ノリタカの人といえば、書く漫画は常にほぼ同内容である事で有名です。これはつまり、竹田さん(いつも借金を抱えている人です)の、「おまえの書いているものは変化が無い。マンネリである」との、僕に対する揶揄に他なりません。ですがこれは、竹田さん(帽子が似合わない)にも言える事であり、僕の日記が変化が無いとみなされるのは仕方の無い事なのですが、自らの日記も顧みてから言って欲しかったと思いまーす竹田さん(とっくりセーター)。

 

中川いさみの漫画:マイペースっぽいのが似ているそうです。割と成る程なあと思いました。これを送って下さった方、どうもありがとうございました。


『銃夢』:銃夢と聞いて、未来という言葉が思い浮かびました。という、ものすごく脳のメモリーが足りない感じの反応しか出てこなかったのですが、未来といえばフューチャーであり、フューチャーといえばフューチャーイズマイン、つまりmr.moonlightであります。つまりそこから導き出される答えは、僕≒ドリフトウッド≒銃夢≒未来=フューチャー≒フューチャーイズマイン≒モーニング娘。という長い式により導き出される答えは、僕≒モーニング娘。です。と、ここで、思わぬ関係を発見(捏造)してしまった僕は、一陣の風のような、爽やかな笑顔を浮かべたのでございます。さて、銃夢に例えられるのは僕の予想の全く範疇外でして、ちょっと驚きました。これを送って下さった方、どうもありがとうございました。

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今日は飲み会の幹事をやらされました。無駄に愛想を振りまいたので疲れました。あとは特に言うような事はありません。

 


 

11月14日 夢 With You

 

社会という名の荒い波に漕ぎ出してはや半年以上経った。近頃、風が身を切るようになってきており、朝方の通勤など多少の厳しさを伴う季節が尋ねてくる気配。しかしながら、僕というものは冬という季節を比較的好みます。寒い冬にダッフルコート着た君と原宿辺り風を切って歩きたい。

 

という按配、ほんのちょこっとリリカルに、そしてあからさまなパクリを交えつつ書き出してはみたものの僕の中で懸案事項があり、先が思いつきません。ホワイ?何故か。ビコウズ、それは明日の会社の飲み会が僕を悩ませるのであります。12日の日記(下のほうにあります)を参照していただくと幸いなのですが僕は明日幹事業務に従事しなくてはなりません。社員ヒエラルキー最下層、新人である僕に拒絶する術はなく、ああ、明日の今頃は、僕は汽車に乗って逃げ出したい。そうだ、北がいい。北に逃げよう。逃げると言えば相場は北に決まってる。花畑牧場(*註)へ逃げるのだ。しかし、幹事というリアリティ・バイツから逃れられる筈も無く、結局明日の今頃は僕は飲み屋の中。下手を打てば上司の罵声の中。あげく、リアリティ・バイツの使い方も間違っているっぽくもあり、恥ずかしいです。ですので先程のダッフルコート着た君なんて空想なぞ遥か遠くへ去りあそばしました。残念です。カムバック、サーモン(邦訳:鮭よ戻ってきて)。さて、僕はもういろいろと、素敵な事、と言っても要は金銭か愛情に集約されるのですがとにかく空から降って来ないかなあと夢想し続け、はや二十余年です。しかし驚くべきか、一向に降ってくる気配はありません。けれど、たった半年の社会人生活は僕に数々の災厄を降らせて来たのでソサエティさんったら馬並に強い事が判明しました。甘く見てた。迂闊だった。

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(*註)花畑牧場…カントリー娘。さん達がいらっしゃる夢牧場です。

 


 

11月13日 堕天使ブルー

 

リンクを更新しました。えらい。すごい。そんな自画の自賛に満ちた気分でいっぱいです。日本語が多少おかしなことになっていますが、それは僕が頑張った証として認識してください。すごく時間がかかったので、このように何かに打ち込む僕に対しては惚れてしまうのが女性としての正道であります。女性の方はそうご記憶くださるよう、願います。切に、祈ります。しかして、しかしながら、人生には様々な道があります。何も正道を歩むだけが人生じゃあない。そう、貴女は自由だ。羽ばたきましょう。僕は見上げてます。明日も仕事だなあ。じゃあ、明日も多分9時間ほど獄鎖につながれてきまーす。

 


 

11月12日 悪の華

 

これまでのあらすじ

♪頭の中 ほとんど 日記、の日記さん(ハンドルネーム)は今日も日記の題材探しにおおわらわ。仕事中もメッセンジャーにネット波乗りに大忙しなのです。はてさて、そんな日記さんに今日はどんな事件が待ち受けているのやら…(暗転)(『ドリフトウッド』のアイキャッチ入る)(CM)

 

(CMあける)(『ドリフトウッド』のアイキャッチ入る)なんてな具合で始めてみましたが、別に日記の題材を探して生きているわけでもなければ、仕事は仕事で一応やっていたりするので頭の中ほとんど日記っていうのは嘘です。僕の頭の中は、あ、止めた。公開しても僕にメリットはありません。今日は突然会社の飲み会の幹事を仰せつかりました。これは正にていの良い新人イビリでありまして、渡る世間は鬼ばかり、日記さんの精神は衰弱の一途を辿らざるを得ないだろうとの風評が漂ってきています。飲み会は2日後。言い渡されたのは今日の定時後。今日はそれから、関係各位に招待メールやら、店の予約やらなんつうアブソルートリィファックな理由で残業、うっかり甘い夜を過ごしてしまいました。

 

さらに申し上げると、幹事。そう、幹事って言えば、乾杯の音頭なんて取らされたりするに違いなく、僕はその種の事が酷く苦手です。というか幹事なんて生まれてこの方やった事がありません。えー、では僭越ながら、なんつって音頭をやるのかと思うと、僕は、いつだったかの飲み会で無理矢理面白ワーズを言う事を強制された結果、場がほんのりと静まった事実がフラッシュバックし目からいくばくかの水分がこぼれ落ちそうになります。社会って、悲しいね。しかしどうあっても幹事をやるっつうのが不可避っぽいのが嫌でたまらないので、そろそろ貝になりたい秋の夜長であるなあと思います。めっきり寒くなりました。次回、『組織の片隅でアイを叫んだ社畜』。サービスサービス。逃げ出したい。(暗転)

 


 

11月10日 未来航路

 

↑告知します。『爆音娘。』第2回、開催されるようです。これ、お客さんが少ないと、横アリでライブも見れずにただただチラシを配っていたコスモクルーズの人が可哀想過ぎます。興味のある人は参加してみては如何でしょうか。僕も多分行きます。

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金曜の夜、多少の残業をこなしているとまだ残っていた上司の人に「お、頑張ってるねえ」と言われる。僕はMSNメッセンジャーのウィンドウを隠しつつ、ええまあ、と曖昧な返答。大体において、僕は四捨五入すればまだ20歳であり、20歳といえばフライデーナイトはそれなりの楽しさがあって然るべきなのだ。と、いう風に憤慨したわけでもなく、むしろ予定の無い金曜の夜なんて仕事をした方がマシだと考えている自分に軽く驚いた。

 

由々しい。日記的に言えば、ここから思うさま自らを過剰に貶めたりの駄目振りをアピールすればまぁ体裁は保てなくもありません。何せ自虐は楽ちんです。日記者に一度は訪れる甘い自虐の味。これが禁じ手になれば、僕を含め一体いくつのサイトが困ることやら、と思ったところでまた由々しい。問題を流そうとしていました。さて問題は、問題は、なんだろう、わからなくなってきました。一日のうち相当な部分を、仕様書を眺めたり、議事録を書いたり、つまり仕事をしたり、合間にメッセンジャーをやっていたりすると、段々と日々何かが薄まってゆく気がします。最近、職場が変更になり、また満員電車に乗るようになりました。電車の中では、あいも変わらずビジネスシーンに敏感そうな人、自分探し本を食い入るように見ている人、恋を語らう女学生、ただただ眼前を睨み付けている人など、昔は見ているとそれなりに目が回ったものなのだけど、最近の僕は目を瞑ってしまう。大体、ヤンバルクイナって何なんだ。そう、ヤンバルクイナ、あれは確か鳥だったんだっけかどうだっけか。と思いながら眠気に誘われ、起きてみれば駅を乗り過ごしている。今日は昔の僕の日記を読み返してみました。「僕が」「僕の」「僕は」「僕といったら」って、僕の事しか書いてなかったので、こめかみ辺りに装置を埋め込まれたようなMr.鈍痛。いくらそれなりに多くの人と同じように僕が僕の事を大好きだからってやりすぎだなあと思ったので、次の更新も僕の事をフィーチャーしてゆこうと思います。

 


 

11月8日 う〜ん、Baby それは恋…恋煩いさ

 

まるで深い森の中にいるようです。と、書き始めてみたのですがこの先が面白いぐらい思い浮かびません。何せ、実は深い森の中にいる気分でも、実際に深い森の中にいるわけでも全く無いのに書き始めてしまったからです。こいつは困った。というわけで、なんてな具合に、思い付きで更新するのはもう止めようと思いました。さて、思いつかないので別の話をしたいです。実は、今日はこれを読んでくださっている皆様にお尋ねしたい事があります。

 

「僕のサイトを漫画に例えてみてはくれないでしょうか」

 

先日、高木町というサイトで対談をやったのですが、その時に「ドリフトウッドを漫画に例えるとなんだろうね?」って話が出まして、結局結論が出なかったのです。しかしそう、僕は人の目を気にする、というより気にしてばかりの左程誉められたものじゃない性質のヒューマンなので、とても結果が気になるのであります。それに、何かもし、良い按配の漫画に例えられれば、僕のサイトひいては僕のパブリックイメージをこれまた良い按配に固定できるかもしれません。クゥクゥクゥ…。なので、出来ましたら下のフォームかなんかでその答えを送って頂けたら、と思うのです。

 

本当、こんなお手を煩わせるような問いかけなんかではなく、もっとキャッチーな事をやりたいのですけれども…例えば、僕と同じように、下腹部あたりに棒状のオブジェクトが鎮座ましましている人種であるところのオスの読者さんがむせび泣くようなドキドキ企画ですとか、見目麗しき貴女が切なくなるようなセンチメントの企画等、キャッチーに行きたいのです。しかし、何せ僕は企画能力欠如も甚だしいので、あ、まぁ言い訳は大好きなのですがこの辺にしておきます。

 

というわけで、気軽に送っていただきたいと思っています。深く考えないで、適当で良いです。ぱっと思いついたのでも良いです。考えてくださるととても嬉しいですが、そこら辺に転がっている漫画から適当に選んでくださって結構です。あと、日頃から「ドリフトウッドうぜー」って思ってらっしゃる方は何か酷い漫画に例えて送ってくださっても全然構いません。その時は日記さんとかいうこのサイトの管理人の人が涙目になるだけなので、たいしたことはありません。気にせずにどうぞお願いします。なお、例によってあんまり送られてこなかったら僕が適当に捏造するか、うやむやにしようと思います。あと、この試み自体どこかの誰かがすでにやってらっしゃるかもしれない可能性を忘れていました。その場合、僕はパクリのレッテルを貼られてしまうので、無かった事にしようと考えます。今日も一日、日記さん(ハンドルネーム)は会社様において飼い殺されていました。きゅうりょうび(エサ)が待ち遠しいネ。

 


 

11月6日 カモンフィールザノイズ

 

酷い事をしながら暮らしています。僕は基本的に、ひとつ所に留まるのが好きだったりするタイプだと言えるので、左程の変化を好みません。しかし、留まりすぎるとまた、変化とやらを求めてしまうのも事実で、なんだかやきもきする日々を送ったりもします。

 

というのは、それなりに酷い所業なのかもしれません。実際、変化を求めているという事は、今自分がいる地点に飽いたという風にも言い換えられます。そういう言い換えをしますと、なんだかとっても自分勝手、飽きられた方からすれば、(例えば、あたしとのあの夜はなんだったのかというような)否定的なニュアンスで小1時間ほど問い詰めたくなるような、そんな気分であるやもしれません。そういう科白は一度でいいので言われてみたいなあと思います。さておき、だからといって半ば興味を失ったものに義理っぽく付き合うのも逆に不誠実であるとの謗りを受けかねません。いずれにせよ、酷いと言われても仕方の無い事ではあります。ただ、留まるのも良いものなんですが変化を求める方が賞賛される傾向にあり、実際、変化を求めた方がそれが上手くいくかどうかはさて置いて少なくとも停滞は免れられます。そう、つまり、結局の所なにかいつかは選択をせねばならぬと、留まるのか、行くのか、どっちなのか、と問われるのが人生ライフさんにおいては常だったりします。そんな、無体な。

 

というわけで実際問題、先程までの新鮮味の無い与太話(飽きるとか、変化とか、不誠実とか)とはまるで関係無い事で申し訳ないのですが、今日寝る前にモーHS(今までに録画したモー娘。関連の情報が磁気テープに収められているという代物です)(とっても素敵なオブジェクトですよ)を見るのか、はたまたモーVD(モー娘。関連のDVD)(相当にいかしてる物体ですよ)を見るのか、もしくはご機嫌なロッケンローが詰まったMDを編集しちゃおうかと、時間の活用法に、その選択に悩んでいる僕であります。さてオチ、一体全体どのようにすればこの日記を綺麗に終わらせられるのかがとんとわかりません。ですので、どうしようかなあ、と思いながら日記を書いていたらなんだか時間がなくなってきて前述の時間活用計画は実行出来そうにない事に気付きました。ああ、強いて言えば、これが所謂オチでしょうか。そこらへん、上手い事強調したくはあったのですがもう後のフェスティバルでした。さて、このように落ちてない、ちっとも落ちてないよ、と自分で自分に突っ込まざるを得ないという、割と末期的なファクター満載の本日でしたが、明日からまたスーツで出勤する生活がやってきます。今日はその事実にあまりにやる気を殺がれた。しかしあまりにあまりな日記なので本当、このような日記を読ませてしまい申し訳なく思います。なお、申し訳ないならそもそも書くなとのもっともなお言葉を頂くともうホントどうしようもないので、日記さん(ハンドルネーム)をあんまり虐めないで下さい。

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今日の解説:軽い逆ギレで終了しているところがポイントといえばポイントであり、日記さん(ハンドルネーム)の開き直りはすでに修復不可能なレベルである事が読み取れます。端的に言って、相当酷い日記だと思います。

 

今日の教訓:酷い日記をどう取り繕おうがますます酷くなる。(あと、最後にこのような事を書くと読後感が非常に悪くなります)

 

今日の反省:このような酷い日記に「モー娘。」という単語を使用してしまった。済まない気分で満ちちゃいました。

 


 

11月5日 EXIT:LIGHT ENTER:NIGHT

 

僕らの、いや僕らは言い過ぎなので僕にします。僕の人生、いやさ人生というと大仰なので日常にします、日常はこれといって事件など無く、淡々と過ぎてゆきます。ですので、なにか事件とかネタにまみれた人生を送っていると自負してらっしゃる方は大変だなあと思うと共に、軽く羨望の眼差しで見つめる他無いです。今日も、朝会社に行ってみたら転属を言い渡された以外は特に何もありませんでした。はぁ。何か素敵なことが起こらないかしらね。

 

あ、いや、間違いました。転属は僕にとっては大事件でした。明後日には別の職場に異動です。割と急です。きぃきぃ。それを宣告された時は思わずダチョウ倶楽部的なリアクションを取ろうかとも思ったのですが、会社なので寸でのところで止めました。まったくnon stop、まったくライクアローリングストーン、配属されてまだ2ヶ月だってのにもう異動です。と、そのように今回の僕の移動を、ローリングストーン、転石に例えてみますと、ダイスを転がせられたり黒く塗れたり悪魔を憐れんだりする感じのロックンロール臭が漂うので何かと格好よさげではあるんですが、実際は自分で決めた事ではなく会社様がお決めになった事なので、あまり締まりません。こんばんは、歯車(ハンドルネーム)です。

 

なんてな具合に、会社様のご都合で振り回されるので歯車さんというHNを新しく考えてみたのですが、どうも良くありません。何故って、名前に左右されそうな気がするのです。そう、その理論(理論?)に則りこのまま行けば「歯車さん」→「過労さん」→「うだつ上がらずさん」→「窓際さん」→「リストラさん」→「野宿さん」と望みもしないステップアップを僕は図ってしまいます。嫌だなあ。とりあえず、今日は転属先に一応行ってみたのですがそこに勤務している同期の人間が、他人の不幸を喜ぶような目を、負の意味を込めつつ「仲間が増えた」と悦ぶような目をしながら僕に歓迎の挨拶をしてきたことが気になってしかたがありません。あ、そうそう、なんか寝れば大抵の問題は解決するらしいのでもう寝ます(嘘だったら承知しない所存であります)。明日、目覚めた時突然、金持ちにならないかなぁ。そしたら僕のハンドルネームは金満さんです。金に満ちると書いて金満さん。そう、それにより、僕はテキスト三千世界の頂点に立ち、その後「日記千年王国」を建国して世界に平和(ザ☆ピ〜ス)をもたらしたり、なんたら龍と闘ったり、等と歴史的な偉業を達成する予定ではあるのですが、その詳細に関しましては後日発表しようと思います。というよりそのうち、発表せずともわかる事なんですけど。その、まぁ、あり得ないという事が。

 


 

11月4日 頑張っちゃう

 

先日、とあるライブというかモーニング娘。のライブに行ってきました。以下、箇条書き日記(学名:手抜きダイアリー)を展開したいと思います。

 

■何かこう、久々に非モーニング娘。好きから見れば所謂亜空間であるところのオタオタしていると言わざるを得ない空間に身を置いたので、少々動揺してしまいました。ぶっちゃけ、夏頃はそこそこの頻度でこのような空間に身を置く事も多く、慣れてきてたというか軽くまあ普通じゃん?くらいには思っていたんですが、しかし今回誠に申し訳ないのですが、あらためて面を喰らった事は事実でございます。その、特に特攻服など、に。やっぱりどうしても慣れません。ごめんなさい。

 

■1曲目、mr.moonlight、とても格好良い。マジかっけーすげーかっけー超やべー。しかし、この曲においてもPPPH(*註)を挟む観客さん達には普通に驚いてしまうと同時に、何か執念めいたものを感じないでもないですが、あんたもあたしもどうせピョンピョン跳ねたりするのは一緒なのでした。

 

■そういやタンポポの新曲は、初期ミスチルみたいな感じでした。僕は好きですああいうの(要約すると、CD発売の暁には僕は脊髄反射で購入するという事を示唆していますが、反射であろうと無かろうと何れにせよ買います)。

 

■メロン記念日の『This is 運命』が相当良いです。こいつはなんちゅうか最高だなあ!

 

■カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。)がかかると僕は張り切らざるを得ないのです。しかしこの曲は良いです実際問題。ついついがんばっちゃいます。ファイッ!

 

■新メンバーでは高橋さんに対する声援が一番多かったように思います。新垣・ザ・チャレンジャーさんは何かとマイナス的に取り沙汰される面も多いらしいのですけれど、その分かどうかは存じませんが何かとチャレンジ精神旺盛なように見えてしまいました(件の「ラブラブ」には吃驚)。あと小川さんは可愛らしかったです。

 

■あと紺野さん、とても面白い。なんだあの娘は。なんかもういるだけで面白いです。話し出すともっと面白いです。

 

■実際問題、モーニング娘。はやはりとても良いという結論に、もう自分の中で何回目だかわからないんですが今回もまた達しました。

 

■あと、雨の中濡れねずみになりながらIDカードなる素敵なグッズを購入しました。今現在、その所為かどうかはつゆ知らぬのですがリアルに体調を崩し気味ですけれどちなみに、石川梨華さんのを購入しました。これ、会社のIDカードと同サイズなので僕も出社の際には間違わぬよう気を付けないと、その、なんというか僕が死にます。

 

■その後は、なんだか色々あって、気が付いたら軽く2日間程度寝ていないので、流石に寝ようと思います。お、や、す、み、なさい。

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(*註):PPPH…なんだかアイドルのライブ等では割とスタンダードらしい、手拍子→掛け声のコンボ。パン(手拍子)、パパン(手拍子)、ヒュー(掛け声)の頭文字を取ってPPPHと呼ぶみたいです。曲中では主に、Bメロにおいて発動されます。僕はと言えばその、未だにというか少々恥ずかしくて実際、あんまりこれをやりませんと言いましょうか出来ませんというか。なお、モーニング娘。のライブではPPPHでは無くどちらかと言うとPPPO(パン、パパン、オイ!)に聞こえます。というか皆確実にそう言っております。以上、日記さん(ハンドルネーム)の豆知識コーナーでした。

 


 

11月2日 張り切っちゃう

 

どうにもこうにも体調が悪く、会社を早退しました。まあ、僕は思念により自分の体調をある程度左右できるので、つまり思い込みが激しく、あ、体調悪いかも、と思えば本当に体調が悪くなってくる、という都合の悪い事が起こった時にはおなかが痛くなったりする類の、どこか漫画的なアビリティを保持しているわけであります。

 

しかし、実際、体が弱ると心も弱るようで、例えば先程家に帰る途中の電車の中では意味もなく全く、完全に理由無く、ああぼくって駄目な子なんだね、などと落ち込んだりしました泣笑爆痛死。あ、括弧つけるの忘れた。正しくは、(泣笑爆痛死)、でした。痛、いなあ。

 

そのような真顔で読み飛ばさざるを得ない感じの駄目自慢はさておき、先日、僕は高木町というサイトにおいて「この人の一冊」というテーマで対談をしました。「この人の一冊」(或いは、「高木町公会堂」)というコンテンツへ飛べば僕と高木町の人との対談が読めるので、わずか毛ほどの興味でも湧いて下さるようなら、見ていただけると幸いです。

 

以上、今日の日記でした。(僕のハンドルネームは「日記」なので、これはダブルミーニングです)(という解説を加えたら、一人で楽しくなってきました。つまりどうやら本当に体調が優れないようですさようなら)