HMVでCDを買いがてら、面白そうな本を見つけたので買いました。タイトルに興味を惹かれ、実際読んでみたらやはりというか素晴らしく 電波含有率が高い本でした。つうかすっげーわけわかんねー。マジすげー。なので、ここに簡単ではありますがその本の章ごとにちょっとした僕こと日記さん (ハンドルネーム)の内容に関するコメントを付けてみたので、つまり書評のようなものを載せておきたいと思います。

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ドリフトウッド書評もどきコーナー

『ロック音楽と悪魔(サターン)の呪い 〜ロックにはマインドコントロールのメッセージが秘められている〜』著者:鬼塚五十一
(参考サイト→ttp://www.arkco.com/onizuka/)

 

第1章:残忍な殺人事件の裏に潜むハード・ロックの恐怖!

(日記さんのコメント):最初はまあ、まさに序の口といった風情です。所謂「ロック→悪」という論調を展開しています。悪魔崇拝のロックバンドの影響でティーンエージャーに悪影響が…といった論調です。スレイヤーの写真とか載ってました。いや、ごめんなさい。すでに序の口じゃないです。すでに明らかにこの本おかしい。

 

第2章:ロック・ミュージックに込められたサタンの魔力!

(日記さんのコメント):というか、章のタイトルの語尾に付いている「!」マークが笑いどころみたいですね。親切設計なのでお子様にも安全、安心して読み進める事が出来ます嘘です。あんま笑えない。あと、この章ではリッチー・ブラックモアがバール神(旧約聖書に登場する悪魔。バビロニアでは神として崇められていた)の使いと交信できる、と断言していました。わあ、知らなかったなあ。なんと、リッチーはギターが上手いだけじゃなかったのです!(←真似してみました)

 

第3章:ロック - その血と呪いの歴史

(日記さんのコメント):とりあえずこの章を読んだ限りでは、ほぼ全てのロックミュージックはドラッグとセックスと悪魔のことを歌っているらしいです。あと、マリリン・マンソンはなんたら云うサタン教会に儀式で任命された悪魔の聖職者(この言葉の意味からしてわかりません)であり、なんか、すっげえ闇の力とかが使えると書いてありました。マリク(遊戯王の悪い人)より怖いのは言うまでもありません。

 

第4章:死に急ぐロック・ミュージシャンたちの悲惨な末路

(日記さんのコメント):ロックの人は確かに色々な死に方をしていますが、全部悪魔の所為で死んだとは思いもよりませんでした。

 

第5章:ロック界に暗躍する謎の黒魔術教団

(日記さんのコメント):さあ、段々とこの本も雲行きが怪しくなってきました。というか、今までの章ですでに雲行きは真っ暗なんですが、この章において雷雨が降り始めた感じになっちゃいました。なんちゃら云う黒魔術師のすっげえ強い人をロックミュージシャン(昔のストーンズとか)は割と崇拝していたらしいです。ちなみに、そろそろ読み進むのが辛くなってきたのもこの章からでした。

 

第6章:ロックに秘められたサブリミナル・メッセージの戦慄

(日記さんのコメント):レッド・ツェッペリンの『天国への階段』はサタンのメッセージが隠されている! と断言している章です。断言されても困るのですが、この本は断言が異様に多いのでこの章を読む頃には読者の内に諦め感が漂うことは間違いありません。さて、『天国への階段』ですが例えば、「壁には張り紙がしてある」という歌詞には「自分を押し留めようとする、もう一人の自分がいる」というメッセージが隠されており、「小川のそばで、さえずる鳥がいる」は「いかにも生命の樹の上で聖霊が御言葉を与えているようだが、それは聖霊の姿をした鳩に見えても、実は密教の鳩である」というメッセージが隠されている、らしいです。

(・ω・)??

 

第7章:ビートルズとサブリミナル猟奇殺人事件

(日記さんのコメント):チャールズ・マンソンについて書いてありました。んですが、それよりもこの章の中で「エルトン・ジョンはかつて、自分は一度として魔女の言葉で書かれていない歌を書いたことがない、と公言しているが…」って書いてありました。エルトンさんがそんな事をいつ公言したのか気になります。まあ、僕は昔のことはよく知らないので、公言したのかもしれませんね!(この章を読む頃には、そろそろどうでもよくなってきてました)

 

第8章:ジョン・レノン殺害はオカルト殺人事件だった!?

(日記さんのコメント):かったるかったので、読み飛ばしました。

 

第9章:ロックを操る国際秘密結社

(日記さんのコメント):なんかビートルズはフリーメーソンの世界政府プランの一旦として有名に仕立て上げられたみたいな事が書いてありました。あと、日本のロックシーンも危ないらしいです。「敵」に狙われてる、って書いてありました。聖母マリア様からのメッセージをマリア・ロゼットさん(この人の本名は日本語で表記されており、つまりコテコテの日本人の方です)が受け取り、それが発覚したみたいな事が書いてあったように思うのですが、よく憶えてません。思い出す気もありません。

 

 

この本に対する日記さんの感想:っていうか、勘弁してください。まあ、ロックのトンデモ本っていうのは珍しいかどうか知りませんが、僕は初めて見ました。それと、よく見たらこの本を書いた人、あの、ム○(←一応、伏字にしときました)にコラムとか連載してる人らしいです。道理で、あ、いや、なんでもありませんごめんなさい。あ、あともう一つ、今、僕が一番、悪魔よりも怖いのはこの本を信じてる人が僕の前にあらわれ、「悔い改めよ!」って言ってきたらどうしようかなあという事です。もうホント、謝りつつ逃げる他無い。ごめんなさい。